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2022年6月19日 (日)

DJデミオ ZN6 ソニカ

備忘録。横乗りだけだけど色々乗ったのでメモしておきます。ただのメモだからと口語調で書き始めましたが、読む人が何人か居そうな気がしたのである程度丁寧な文体で記します。

 

・デミオ
物凄く“オモシロイ”個体。私自身、人生初のディーゼルターボ、おそらく良い意味でも悪い意味でも後世に名を遺すであろうSKYACTIV-Dに乗る機会がありました。しかもMTモデル。
車体はDJのデミオ(not マツダ2)。私の感性では最も美しいハッチバックの一つ。こんな美しい市販車が自分の目の前で街中走ってる時代になって本当に良かったですね。何も90年代のクルマが全てじゃないよなと思わせてくれるデザイン。なおかつ乗り味も昔から好印象で、その時の様子はこちらに書いた通りです。

 

今回乗った個体は、補強、足、デフ、マフラー、サブコンが入っていました。補強はオートエグゼほぼフルセット。足もオートエグゼ(全長式だけどアッパでキャンバ調整はできないやつ)。デフは不明、1.5wayとの事。マフラーはHKSハイパワースペックLというリアピース交換型の様子。サブコンはTDI-tuning製の吊るしです。
と、お猿さんスターターパックみたいなのが全部付いてる珍しい個体でした。距離も3万km程度とほぼ新車。

 

ちなみにディーゼルのパッケージは純正でAT車とMT車はトルクに違いがあり、AT: 250Nm(1500-2500rpm)、MT: 220Nm(1400-3200rpm)となってます。グロスなのかネットなのか分かりませんが、これが軸出力であれば、ミッション容量のためでしょうかね。ただし馬力は105ps(4000rpm)で共通。これに応じて、TDI-tuningのサブコンの目標出力も315Nm(AT)と277Nm(MT)の差があるようです。もしミッション容量に差があるとすると少々怖い話ですね。馬力は共通で139psとなる様子。

 

まず乗り込んでみると、オーナーがポジション調整で「すごい」と。テレスコチルトの幅が十分で、きっちり肩の高さで手首がハンドルに乗ります。前述の記事にも同様の事を書きましたが、ここが最近のマツダの良いとこですよね。

 

イグニッションオン。派手なオープニングはありませんが、内燃機関車らしく始動音が響きます。マフラーサウンドはほぼ前の方から聞こえます。なぜ?ISE(インダクションサウンドエンハンサ)なら室内での説明はつきますが、外から聞いても前方から・・・よく分かりません。しかし心地良い音質です。4発のターボ、ゲロゲロするかと思いきや、エキマニ上手に作ってるんでしょうか、澄んだ音がします。そしてほとんどガラガラ言わないですね!ディーゼルはこれが苦手な人も居ると思いますが、これだけ静かなら受け入れる方は多いと思います。素晴らしい。

 

動き出してみます。不明のデフは、タイヤが古いコンフォート系にも関わらず、心地良いパキパキ音が出る程度で、駐車スピード程度ではタイヤを掻かない街乗り仕様(イニシャルが低い?)になってました。このくらいが乗りやすいですね。トルクステアもほとんど無いようです。

 

軽く流すと、デミオの良さ真っ盛り。なんでしょう、この、街を流すのに全てが最適というか。バランスの良さ。助手席のアイポイントも低くなく高くなく。シートも良くボディも良く。オートエグゼの車高調が心配でしたが、綺麗にロールするしドタバタしないし純正と言われても分からない出来です。大きなギャップに乗っても車内は平和そのもの。内装は微塵も音を出しません。車体も5ナンバーサイズで日本の道にベストマッチです。今回の試乗中も体感しましたが、日本の峠道はとても狭く、10~15cm程度の車体幅の差がとても大きく感じるものです。

 

そしてトルク!街乗りと言えばトルク。周回屋おじさんたちは馬力(が大事)だ、と言いますが、お猿さん勢やGT(日本語で言うと距離ガバ)勢はトルクだと言います。CX5の2.2をして「やりすぎた」と開発陣が漏らしたというSKYACTIV-Dは、この1.5ターボでも十分に豊かなトルクを生むようです。これは流石にその辺走ってる街乗り日本車には無い魅力です。

 

途中でTDI-tuningの設定を最もハードなモードにして乗り込むと、これまた素晴らしいトルクがもりもりと。車重はMTモデル純正で1080kgですから、補強類考えても1.1トン以下なわけです。そこに270Nmのパンチ。これは気持ち良いです。しかもそれが下から出るディーゼルは、これまたやはり街乗りとの相性がとても良いわけで、これでチョイ乗りが許されるような技術開発が成されればとっても嬉しい時代になっていきますね。電気にやられてしまうかもしれませんが。

 

ちなみにこのオーナーはW176のA45(360ps/6000rpm、450Nm/2250-5000rpm、1550kg)からの乗り換えですが、トルクウェイトレシオで言うとその差はあるにはあるものの小さめで、スッと気持ちよく乗り換え出来たようです。

それからこれも不思議な話ですが、音質はA45に結構似てます。どちらも4発ターボですが、容積比(圧縮)14.8と8.6の違い。「圧縮が音質に与える影響は小さいのでは」という言説を最近聞きましたが、その通りかもしれませんね。

 


・86(ズンロク前期)
実は初めてしっかり乗ります。同じ個体が若い時に軽く横乗りしましたが、長い時間乗ったのはこれが初めて。走行距離は10万kmを超えていて慣らしが終わった程度のものです。ほぼ純正で、変わったのは脚くらい。世間一般フツーの86乗りは大体この仕様だと思います。

 

で、感想ですが、結構驚きました。「え、今の若い子はこれ大丈夫なの?まじ?」というのが素直な感想。私もそろそろ若者じゃなくなってきて、ちょっと若い人と会話するとやっぱりこう、舌が肥えているなぁと思うわけです。同年代でもその気配は感じます。一般的に、アンダー45歳くらいは「無いものが無い世代」と言われますが、さらに今の若年層は「悪いものが無い世代」というか。モノ文化が静かに終わって、むしろ逆にモノの価値が高まり来つつある現代、バブルの遺産を消費した90年代よりも更にモノの水準の高度化が為されているように思います。言うなれば「ボロ(襤褸のほう)いモノを触ってない」世代というのが存在するように思います。

 

“ボロい”ってのはとても良くて、人間に近いんですよね。デジタルとアナログの違いとはまた違って。例えばデジタルでも2000年代に流行したFLASHとか。あれボロいです。高度ですけどボロいです。シンプル、泥臭いCrude、理解しやすいComprehensible、直感的Intuitive、みたいな。自転車で言えばDi2じゃなくて紐で引きたいんじゃーとか、もはや紐とかじゃなくてピストが良いんじゃーーとか、そういうやつです。ボロいというと言葉はなんだか悪い気がしますが、ピストの持つ様々な面の良さを一言に集約すると"ボロい"になると思います。(ちょっと語彙力無さすぎ?)

 

86は、良い意味で“ボロい”なと感じました。以前、プジョー306の試乗記で「スポーツカーとは何か?」の自分なりの答えを書きましたが、その基準「内装を剥がしたいか否か」でいうと、86はスポーツカーになりますね。
今回は高速道路も走行しましたが、びっくりするぐらい外の音が入ってきます。ロードノイズも595RSR履いてんのかと思うほど激しい。ギャップを踏んだ時のボディの動き方とか鳴き方とかが90年代です。の割にはボディはかっちりしてて、補強入れた90年代カーみたいな。これは「せっかくだから」と内装剥がしたくなります。そういう気にさせられるクルマってほんと久々に乗りました。嬉しい。車内で会話するときに声張らなきゃいけないのってこれはもう文化ですよね。これぞJDMですよ(外車って静かだもん)。最高。

 

シート類も純正のままでしたが、きっちり低い!目線の先にボンネットが来ます。偉いですね。よくこの設計審査を通しました。「危ないだろ」というおじ様は必ず居たはずですが、押し通したんですかね。
純正のトルセンデフも欲しい時にはちゃんと仕事してましたし、ここにコスト載せた判断も素晴らしい。

 

この個体はブリッツ(ラルグス)かどっかの脚が入ってましたが、これもまた良かった。乗り味硬めではあるけど、ボディがしっかりしているおかげか、ガタガタバタバタせず、しっかりとストロークしてました。車検余裕で通る程度に車高が落ちてましたが、もう十分ですね。このくらいで良い。

 

水平対向のせいで足のジオメトリが、とかリアのアームが短くて、とか聞きますが、ちょっとハイペースで走るくらいなら当然ながら全く気にならないですね。というかそんな事忘れるくらいに良い意味で“ボロい”ので、ただただ楽しく運転できると思います。これたぶんワザとやってるんですよね。素晴らしい。結構ナメてましたが、思ってたより何倍も好印象です。逆に200万も払ったのになんだこれはーとか騒ぐ人居ないんですかね。きちんと選民されてるんですかね。そのへんのセグメンテーションとかターゲティングがきっちり出来てたんでしょうね。さすがマーケティングのトヨタ。

 

ただ、水平対向が故に私は購入を見送った過去があります。だってカム交換する気にならないし、意味も無くプラグの焼け具合見てうんうん頷く芸とか出来ないですもんね。ここだけが全然ボロくない。イマドキっぽくて苦手です。

 


・ソニカ
こちらは乗ったのが別日ですがせっかくなので。一言で言うと、上質なGT兼バトルマシン。10万kmくらいの個体でこちらも慣らしが終わったところですね。フルノーマルでタイヤもエコタイヤです。
街を流すだけなら、軽自動車という質感では無いですね。さすがハイソカー?スペシャリティカー?と言うのでしょうか、三菱アイ、スズキセルボ、ダイハツソニカ、この辺のクルマは、例えば往年のシビックインテグラS2000などと同じ「うわぁ昔って凄かったんだね元気だったんだなぁ日本って」感を感じ取る事が出来ます。


ソニカには、キーフリー、セキュリティアラーム、アダプティブクルコン、3軸CVT、前後スタビ+専用設計TBA、ドア下端2重シール、花粉除去エアコン、など訳の分からない先進装備が奢られており、先を行き過ぎていてさすがに顧客も付いて来れなかったのか(?)、シルビアS15とほぼ同じ生産台数(3万台)でそのモデルライフを閉じたようです。
逆に現代、そのやりすぎた贅沢な装備がウケて(?)、長距離走れない系の改造車乗りのセカンドカーになる事が多いとかなんとか、そういう噂を聞いたり聞かなかったり。私が知っているだけでも、スーパーセブンの方、弄り倒しすぎたアルテッツァの方、がおられます。

 

踏み散らしていけばアルトワークスを思い出す動き方をします。なんでしょうね、こういう軽いクルマを転がす系オーナーってみんな同じ乗り方しますね。ばーんと行ってチョンと踏んでばびっと切る。ぎゃぎゃぎゃーっとタイヤが悲鳴を上げてるのを満足そうな笑顔で流し見する。すっごく楽しそうです。タイヤさんも悲鳴を上げる割には綺麗に横力を出してたり、クルマ側もなんだか楽しそうです。

まだ後輪が接地した状態でしたが、これ内輪が浮き始めたらもっと愉快になるんでしょうね。クルマ遊びって感じ。限界付近で「これミスったら死ぬよな」感が無いというか、一番楽しい部分をガッツリ鷲掴みにするというか。良いですねこういうの。軽いクルマが欲しくなります。

 

ソニカは、そのGT質感とバトルマシン感を兼ね備えてて、なかなかバランス良いです。もうちょっと売れても良かったような気がするんですが、そこがちょっと不思議ポイント。街中でちらほら見掛けはしますが、やはり稀少種ではあるので乗れたのは結構嬉しいです。

 

ひとまず今回は以上。ちゃんちゃん。

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