私の機材写真

  • 1383980564167
    私が使用していた機材の一部です。てきとーに上げてます。

カテゴリー

おすすめリンク

  • 三沢さん
    読んでて楽しいショップブログその①。昔っから楽しく読ませて頂いています。
  • あけおす会長
    あけおす友の会・会長のブログ。現在休刊中。
  • LIVESTRONGさん
    LSGさんのブログ。私は好き。
  • kinoの自転車日記
    初期からのお付き合い。豊富な知識と丁寧な文章が魅力。
  • これはエエよォ(のむ梅田)
    読んでて楽しいショップブログその②。汁のブログ。のむ梅田さんの記事だけ読んでおくべし。
  • M'sRoad
    おいエムズゥ野球しようぜ
  • NRSさん
    NRS橋本さんのブログ。
  • カンザキ(1stbike)さん
    読んでて楽しいショップブログその③。結構ツボな情報が流れてきます。
  • DOGSPEED
    犬速さんのブログ。単独230kmをave30で走っちゃう人。
  • 藤原ヱンヂニヤリング
    藤原氏のブログ。綺麗な文章と考察が読みたい人はこちら。
  • つむらいすブログ
    つむらいすで有名なあのつむりさんのブログ。
  • Movement
    読んでて楽しいショップブログその④。りつおさんが居るショップ。since2011
  • カレラとカレラ
    つっちのブログ。私の価値観を変えた男。クルマの、だけど。
  • のむラボ
    読んでて楽しいショップブログその⑤。のむ梅田さん。これはエエよぉの過去記事と合わせて読むべき。
  • ナカボンブログ
    カーボン野郎のブログ。お世話になっとります。

« M135i 試乗備忘録 | トップページ | HKSの歴史 メモ »

2019年9月 7日 (土)

C63AMG 試乗備忘録

貴重なM156エンジンパッケージ(W204)を運転させて頂いたので忘れぬうちに備忘メモを。

 

今日聞いた話だけど会社の人がまだきっちりこのブログを読んでるらしい。ブログ名変えて隠密してるつもりだけど昔からの読者はRSSで追ってるのだろうか。荒川土手上さんのご友人との事なので世間の狭さis...といった所。

 

さて今回はまた欧州車の試乗記録。

 

メルセデスの事はよく知らないけども、乗ったのはC63AMGの12年パフォーマンスパッケージというモデル。
頂点が所謂ブラシリ、ブラックシリーズなのは何となく分かるけども、その下にエディション507(13年)というモデルもあるらしい。今回乗ったパフォーマンスPKGは507のECU違いといった所だとか。素の63に比べてブレーキが507同等のなんか強いやつで、ECUが507のデチューンverという事らしい。また、乗った個体はどこぞのダウンサスが入っていて、ロワアームは1Gで目視水平程度となっていた。

 

そもそもこのM156を積んだC63というのは車好き高校生から見ても、メルセデスおじさんから見ても、特別なモデルであろうことは明白で、私自身もこれが何だか凄いというのは知っていたレベル。何が凄いのかよく分からないので少しだけ調べてみた。こういう時、ブログにメモ出来ると本当に助かる。(何度も自分のブログにお世話になった事がある・・)

 

AMGが現在の立場と同等な状況で開発したのは93年W202Cクラスが初らしいが、Eクラスのパイパワーユニットをスワップしたり、コンロッドとクランクを変えちゃったり、スーチャーを積んじゃったり、高校生が喜びそうな事を次々にやっていったとか何とか。当時3.6リッター直6だったCのパッケージが、最終的には5.5リッターV8SCになったらしい。

 

現在のAMG、と書いたけど、例えばBMWのMやアルピナなんかもこれ系の話があって、やっぱり出発点はチューナーから・・・という事らしい。日本だと無限やニスモというよりHKSみたいな感じだったんだろうと勝手に想像してる。アルピナなどはRE雨宮みたいな感じなのかな、レースばっちりやってたとか何とか。そういう意味でMよりアルピナの方が出自としてはレーシー(?)なんだぞーという話を聞いた事がある。真偽の程は不明、忘れた。

 

話戻ってM156。5.5リッターV8SCが前身のM113という事になる。M113はメルセデスのM113とAMGのM113AMGがあるようで、前述のチューナーらしい事をAMGがやったものみたい。ところがM156ではメルセデスにはM273という別物エンジンがあるらしい。排気量が違うし、ストローク違いとかでなくてボアも随分違う。基本的にはV6に2気筒追加したような感じみたいで、4.6リッターV8のM273の92.9×86ボアストに対し、3.5リッターV6のM272も同じ。よくある2気筒追加というやつかな。5.5リッターV8のM273は98×90.5で系列から外れてるけど、2.5mmも削る肉があったんだろうか。ボアピッチ106だから8mmの肉が残ってはいる。所謂アルシルシリンダーらしいが、ブロックは鋳造用アルシルでライナーだけ共晶ハイシリコンかな。ライナーって何mmなんだろうか。1mmくらいなら肉は6mm残る。そしてM156は102.2×94.6で完全にM272-273系列と切り離されていて、ボアピッチは109だから大きさが全く違う。肉は6.8mm残しでライナーは入れられなかったらしい。

 

かと言ってポルシェやGMやBMWとは違って、所謂Surface treatedシリンダーになるらしい。昔のポルシェみたいにニカシル(Ni-P-SiC)ではなく、ホンダみたいにMMC(SiC-AL繊維or粒子分散)でもなく、アーク鉄溶射だとか。ワーゲンやアウディやレクサスもやってるやつだ。
いずれにせよM156は同世代のメルセデスV8とは全く違うものなので素晴らしい、という事みたい。その後M159でレースエンジンになってM176-7-8のメルセデス共用ブロックへと立ち戻る形となるらしい(M270-M133直4ベース、ボアピッチ90)。M157という同じく共用ブロックも並列であったようだ(M278ベース、ボアピッチはM113と同じ106)。

 

なのでまぁ確かにV8だけで見ればメルセデスとは別にエンジンを持ったあたりが称賛ポイントというのは頷ける。それだけだとポルシェのM96だって水冷のオープンデッキだよ!という話になるんだけど、M156はその特性も称賛ポイントだったらしい。(因みに初の水冷でM96が使えんからとGT1ブロックを持ってきたポルシェ996GT3を設計した偉い偉いとても偉い人がM156を設計しているらしい)
M176-7-8は加給エンジンだから、大排気量V8NA市販グレードとしてはM156が最後と見て良い。(因みにM156は6.2リッターだけど300SELなんかに使われてたM100エンジンをリスペクトしてC63という事みたいだ。)
その大排気量V8NAであり90°位相という高回転に弱いクランクを持ったM156はレブリミット7200回転と、スポクロ無しのM96と同等の最大回転数を誇る。トルクが5000回転で最大になってしまうあたりは4000回転ちょっとのM96より劣っている(褒めてる)。本当に6.2リッターなの?といった数字だ。そんなだからコンロッドは鍛造らしい。

 

といった所でエンジンの御託は終わり。まとめると「なんかすごいらしい」となる。
ひとまず乗ってみる。

 

全長が4720と長いため馬鹿デカく見えるけど何と全幅は1795と1800を切っているらしい(!)。確かに後ろから眺めるとちょっと古いCクラス(デザインはこのくらいが好きだ)と変わらない。ワイドボディになってるはず?だけどかなりこじんまりとしてる。ホイールベース2765で車重1800kgだからかな、転がすくらいだとボディサイズの割りにどっしりとした印象を受ける。
でも何故か高速を流すとそれほど馬鹿デカくは感じない。コンフォートモードだとトルク60kgm超えてるとは思えないくらいしっとりと走るけど、代わりに1800kgの車重を1500kgくらいに感じさせてくれるのでそういう事なんだろうと思う。
インターネッツの記事では暴力的な加速が云々とあるけど、正直コンフォートモードなら全開にしてもそれほど変な感じはしない。M96カレラより速いな〜くらいな感じ。真っ直ぐ走る分には重量を忘れる事が出来るので偉いなぁと感心できる程度。
6.2リッターがどんなもんかなと思って乗ったけどかなりちゃんと作られてる感じ。下から上まで綺麗に回るしクセは無い。よっぽどシルビアの方がクセがあったし、低速〜中速の加速感だけならいまだに997C2-3.6やら997C4-3.8SCやら92M3やら10M135やらウラカンやらより、純正タービンブーストアップシルビアの方があると思ってる。991GT3は流石に暴力的だったけど。
とは言えちょっとしか乗ってないしきっちり回しきった訳じゃないから何とも言えない。Mモードで踏みちぎればまた別の感想になるかもしれないな。

 

面白いのはハンドルを切った時かな。車重があるからかもしれないけど、もの凄くロール感があるし、実際ロールもしてるんだと思う。ただBMWのブレーキ姿勢みたいなもんで、荷重が今どう動こうとしてるのかがとても分かりやすくて良いなぁというレベル。だから運転はしやすい。ステアバランスも6.2リッターを積んでるとは思えないくらい普通。エンジン重量は200kgちょいだというから設計もしやすかったのかな。ダブルレーンチェンジはちょっと怖いけどGTな使い方をするならすこぶる良いのではないかな。

 

気に食わないという訳ではないけどミッション制御はもう少し頑張って欲しかったかな。スポーツモードで踏み込んだ時に多段飛ばしやってくれないのはちょっと残念。スポーツプラスとかMモードにすれば良いのかもしれないけども。電スロだと思うんだけど、スロットルレスポンスそのものはそれほど悪くないけど、でも997程度かなぁといったところ。比べちゃダメなんだろうけど、紐でビンビンなNAロードスターには2台とも勝てないね、という感じ。
あとはオーナーも困っているみたいだけど、ダウンサイスに対するアライメントが若干行方不明な感じ。フロントの落ち着きの無さがちょっと気になったけど、そのうち綺麗な数字を見つけてくださる事でしょう。

 

30分ほどの試乗だったので色々試せたわけじゃないけど雰囲気は分かったかなといった所で、その後997に乗ったらマニュアルはマニュアルでやっぱり良いなって。こないだ乗ったM135iの天才ZF8HPもそうだけど、変速速度だけで考えちゃダメだなって。全然楽だし速いし最新のATは正直羨ましいけどMTはMTでまだ勝てる領域がありはするんだなって。そんな事が分かった試乗でした。ちゃんちゃん。

 

 

« M135i 試乗備忘録 | トップページ | HKSの歴史 メモ »

99.ROMチューン」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« M135i 試乗備忘録 | トップページ | HKSの歴史 メモ »