私の機材写真

  • 1383980564167
    私が使用していた機材の一部です。てきとーに上げてます。

カテゴリー

おすすめリンク

  • 三沢さん
    読んでて楽しいショップブログその①。昔っから楽しく読ませて頂いています。
  • あけおす会長
    あけおす友の会・会長のブログ。現在休刊中。
  • LIVESTRONGさん
    LSGさんのブログ。私は好き。
  • kinoの自転車日記
    初期からのお付き合い。豊富な知識と丁寧な文章が魅力。
  • これはエエよォ(のむ梅田)
    読んでて楽しいショップブログその②。汁のブログ。のむ梅田さんの記事だけ読んでおくべし。
  • M'sRoad
    おいエムズゥ野球しようぜ
  • NRSさん
    NRS橋本さんのブログ。
  • カンザキ(1stbike)さん
    読んでて楽しいショップブログその③。結構ツボな情報が流れてきます。
  • DOGSPEED
    犬速さんのブログ。単独230kmをave30で走っちゃう人。
  • 藤原ヱンヂニヤリング
    藤原氏のブログ。綺麗な文章と考察が読みたい人はこちら。
  • つむらいすブログ
    つむらいすで有名なあのつむりさんのブログ。
  • Movement
    読んでて楽しいショップブログその④。りつおさんが居るショップ。since2011
  • カレラとカレラ
    つっちのブログ。私の価値観を変えた男。クルマの、だけど。
  • のむラボ
    読んでて楽しいショップブログその⑤。のむ梅田さん。これはエエよぉの過去記事と合わせて読むべき。
  • ナカボンブログ
    カーボン野郎のブログ。お世話になっとります。

« クイックリリースではなくボルト締め(スキュワーシャフト)で | トップページ | SIDIシューズの軽量化 »

2012年11月 2日 (金)

スポークテンションと組み方を考える 第二回

手組は難しいですね

前回、こんな記事を書きましたね。
イソパルス理論を定量的に考える、というやつです。結論は、手組でやっても微妙じゃね?というもの。(そもそも手組でやるもんじゃねーよ!というツッコミは無しで)

今回はハイローフランジとテンション差を見て行きたいなと思います。

と、言うのも・・・汁の野村さんらしき人が独立したっぽくて、大変ツボなブログ記事を垂れ流していてですね、それに触発されたわけです。
そのブログのせいで私の周りのホイールマニアたちが踊り回っておりまして。皆答え合わせをしてニヤニヤしながら首を縦に振ってる状況が目に浮かびます。私もニヤニヤしながら読んでます。

で、その事の発端ブログにはイソパルス理論のことも書いてありました。わかりやすいようにラジアルに比べタンジェントは1.2倍のテンション、ということにされていましたが、実際どの程度であるかは私の前回記事を参照。

今回は発端ブログにもあるハイローフランジハブのテンション均一化作用がどの程度かを見ていきます。

まずどーんと図を。(以下いつも通りボケたことづらづら書いてるので軽く読み流すくらいが良いと思います)
Unit_tension_gap

初期条件がハブフランジPCD両方40、センターtoフランジ両方20という設定です。リムは今回もオープロを使います。
そこから、横軸にセンターtoフランジの左を伸ばした分を取り、縦軸にハブフランジPCDの右を大きくしていった分を取っています。
(CTF Gap、Hi-Lo Gap、がそれぞれ前者と後者に相当します)
数値は単位テンションの左右割合で出しています。プレース角を右a、左bとした時、k・sina=sinbとなるような単位テンションの釣り合いが必要ですから、テンションの左を1とした時の右の割合はk(=sinb/sina)になるでしょう。この値を数値として出しています。(前回記事のR:L(L=1)に相当する値です)

水色の網掛け軸は片方が初期条件の時のもう片方のプレース角の正弦です。ここだけ値が違うのでウザイ!!(ごめんなさい、計算の関係上都合が良かったんです)
赤色の網掛けは割合が0.9~1.1の条件を満たす範囲を示します。これは左右テンション差がほぼ無いことを意味します。
橙色の網掛けは割合が1.9~2.1の条件を満たす範囲を示します。これは2to1に適することを意味します。


ってなわけで見て行きましょう。
まず、皆さん感覚的にそうだろうなと思っていることでしょうが、Hi-Lo差よりCTF差の方がテンション差を生み出す要因として遥かに大きい。
効果が無いわけじゃ無いですけど、かなりHi-Loなハブじゃないと数値に出てこないんじゃないかなぁ・・と。でもそれは理想論であって、実際にテンションとして計算した時にはそこそこ影響があると思います。実際Hi-Loは組みやすいと聞きますし(計算してないけど実用域で10kgfくらい変わるんじゃね的な)。もちろん今回は左を固定して右だけを上げていきましたから、実際はもう少し違ってきます。(追記:AC205が好例。0.1くらい違う。)

で、左右テンション差を実際のハブと見比べてみると、理想論からすると散々な結果です、当たり前だけど。これは前回の記事の数値を見ても明らか。もうこれはしょうがないから、左を仕事させた状態で出来るだけ右が上がらないように、って視点で計算したのが前回です。
今回の図を見ても、差が無くなるのは実情ではほぼ無いですよね。んなハブ売ってるかい!ってレベルにならないと目に見えてマシになってくることはない。CTFの影響が強すぎて、市販のハブのCTFでテンション差を有意に無くそうと思うと片側(=Hi側)ディスクホイールみたいになってしまう。

ちなみに、CTF-RがLよりプレース角拡大に効くというのは前回の最後に書いてますが、今回は左を動かしてます。だから本来は若干違ったことが起こっても良いですが、まぁ・・・右を動かすったって22mm弱が限界でしょうし、何かここで有意な差を、ってことにはならないと思います。(追記:いやいや、fh-7850の値を見るとそうとも言えないぞ・・・0.2くらい変わってる・・・ ※もちろんこれはRLともに初期条件より4mmほど高いフランジも影響している)

Hi-Loでイソパルスした時の効果は計算してませんが、これも劇的には変わらないでしょう。特にタンジェント側が相対的に小さくなるんですから、相乗効果ってのは無いでしょう。もちろんマイナス側に振られることは有り得ませんが、やっぱり劇的な変化は望めないと思います。
と言うか、Hi-Loにしたらタンジェントをデカイ方に持っていきたいのが人情・・・ちょっと相性悪いなぁ。ストレートスポークならまだわかるんですが、ベントスポークでやってもう~ん、って感じ。
(ストレートならわかる理由は野村さんのブログを読むべし)

で、あれやこれやと考えるんですが、やっぱり橙色の網掛けですよね。2to1なんですよねぇ、手組って。32Hで24Hを作るくらいが丁度良いんじゃないですかねぇ。これならイソパルスみたいにHi-Loと逆センスになることも無いし、やっぱり2to1って良いシステムだと思うんだけどなぁ。リムが無いのが欠点だけど。
一応首振り無しのリムを使えば出来ないことは無いし、フルクラムの重さが嫌だった人は作ってみても良いかも?
とは言え、やっぱり剛性の出し方としてリム側に要求するのが多い変則組です。100%綺麗なもんは絶対に作れないでしょうね。フルクラムの重さが、と書きましたが、重くなるべくして重くなってると思います。と書いたけど、最近のG3になったフルクラムってR1でリム重量450程度(実測)なんですよね・・・すげー・・・完組すげー・・

というわけで結論。
Hi-Loやイソパルスは効果が無いわけではない。ちゃんとある。でもCTFの影響が一番デカイ。他を吹き飛ばす。だからハブを買う時はCTFをよく見よう!ってことです。

前回と結論変わってないですね(笑)
まぁこれは計算せずとも感覚でわかることで、わざわざこんな見難い図を作るまでも無いことなんですが。でも一応定量的に見たかったので。Hi-Loやイソパルスがちゃんと数値で見れたって点では計算して良かったんじゃないかな?

もちろん、前回と同じく私の計算が合ってるとは限りません。絶対に信じ込まないように。ちゃんと自分で計算した方が良いですよ。計算つってもエクセル使えば十数分で足りますし。

※いつも思うんだけど、全部一緒に動かせないかなぁ、と。こんな頭の悪い方法取っても脳内イメージの答え合わせにしかならないや。

ではまた。

« クイックリリースではなくボルト締め(スキュワーシャフト)で | トップページ | SIDIシューズの軽量化 »

04.ホイール考」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« クイックリリースではなくボルト締め(スキュワーシャフト)で | トップページ | SIDIシューズの軽量化 »