私の機材写真

  • 1383980564167
    私が使用していた機材の一部です。てきとーに上げてます。

カテゴリー

おすすめリンク

  • 三沢さん
    読んでて楽しいショップブログその①。昔っから楽しく読ませて頂いています。
  • あけおす会長
    あけおす友の会・会長のブログ。現在休刊中。
  • LIVESTRONGさん
    LSGさんのブログ。私は好き。
  • kinoの自転車日記
    初期からのお付き合い。豊富な知識と丁寧な文章が魅力。
  • これはエエよォ(のむ梅田)
    読んでて楽しいショップブログその②。汁のブログ。のむ梅田さんの記事だけ読んでおくべし。
  • M'sRoad
    おいエムズゥ野球しようぜ
  • NRSさん
    NRS橋本さんのブログ。
  • カンザキ(1stbike)さん
    読んでて楽しいショップブログその③。結構ツボな情報が流れてきます。
  • DOGSPEED
    犬速さんのブログ。単独230kmをave30で走っちゃう人。
  • 藤原ヱンヂニヤリング
    藤原氏のブログ。綺麗な文章と考察が読みたい人はこちら。
  • つむらいすブログ
    つむらいすで有名なあのつむりさんのブログ。
  • Movement
    読んでて楽しいショップブログその④。りつおさんが居るショップ。since2011
  • カレラとカレラ
    つっちのブログ。私の価値観を変えた男。クルマの、だけど。
  • のむラボ
    読んでて楽しいショップブログその⑤。のむ梅田さん。これはエエよぉの過去記事と合わせて読むべき。
  • ナカボンブログ
    カーボン野郎のブログ。お世話になっとります。

« TREK Y-Foil 補修 part6 | トップページ | 変なホイールみーつけた »

2012年4月28日 (土)

NouveauKaste 実験車1号機 part1

さて、カーボンへの架け橋第一弾です。

前回、ドナーフレームが入庫してきました。
これで何をしようかってーと・・・まぁ予想は付きますよね、フレームを作るんです。

ドナーフレームはサイズが鬼のようにデカいので、
Img_2320
これを私のサイズに縮めます。

さくっと切ります。
Img_2330

ちょっとばかしこのフレームについて説明しておきましょう。
これは細身ですが、カーボンフレームです。年代としては、まず2000年に至ってない頃のものだと思われます。この頃のフレームですので、パイプを金属製の内ラグで繋ぐやり方を採ってます。
いわゆるこれはTVT方式とでも言いましょうか、カーボン黎明期の特徴でもあるんじゃないかと勝手に思っています。

ちなみにTVTはこれ。
Imag0068
わーいtimeだー!・・じゃなくて、やり方は一緒ってとこを見て下さい。(しかしTVTのパイプってロストワックス+RTMなのだろうか?この網目はそう見えちゃうぞ・・・じゃあなんでこの網目がLookに受け継がれてないのって話g以下略)

とりあえずこのフレームはTVT方式です。なので断面を見るとこんな感じ。
根本がこれで
Img_2328
内ラグが切れると
Img_2327
こうなるわけです。

作り方としては非常に合理的。でもラグを使うってことはそこで物性が云々ってことで、やっぱり最先端には成り得ませんよね。これは多分外ラグでも内ラグでも一緒で、確かに外ラグの方が若干優れた物性を示すんでしょうけど、やっぱモノコックとかカーボンラグには勝てないと思います。いや、もちろんモノコックだってモナカ成形だったらアレなわけで、結局カーボンラグとか良いんじゃないの?とは思うんですが、一番なのはフルモノコックかなーなんて。

まぁそれは良いとして。
このフレームのこの特性を生かし、今回の架け橋として、ダウンチューブをTVT方式で組み、トップチューブをシファック方式(後成形外ラグ)で組むということにしましょう。

シファック方式というと若干ながら語弊があるかもしれませんね(ほぼ正解だと思うんですが)。そうだな、Parlee方式とでも言いましょうか。とにかく後でラグを作っちゃう・・・もとい、ラグ風に外から補強しちゃう方式を取ろうかと。

Parleeは非常に素性の良いカーボンパイプ(ドライのUD複層っぽい)をクロス(3Kですんげぇ強度)で包んでいるように見えます(ちゃんと確認取ったわけでは無いです。多分ラグは後成形じゃないかなと思うんですけど、どでしょ?段差があるので3Kの下にラグがあっても良さそうな気もしますけどねw)。最強のやり方だと思います。これのメリットはサイズ依存性が無いこと。例えばラグ+パイプで有名なコルナゴですが、あれはラグが大変らしいですよ。おそらくあの方式(前成形外ラグ)のフレームは総じて大変です。商売レベルではね。だからコルナゴなどは日本の代理店がゴニョゴニョ・・・
Parleeやシファックはフルオーダーやってますけど、パイプ+後成形外ラグじゃないとやってられないですよやっぱり。ラグでやってるところは凄いですねほんと。(ラグでやってるところってコルナゴ以外どこがあるかしら?それと、モノコックでやってるところがありますけど、あれは本当に凄い。どうやって調整するんでしょうねー)

おっとまた話が逸れました。
とりあえず後成形外ラグ方式でトップチューブを組みます。

で、この方式だとモノコックと違ってパイプを用意しなければいけません。
パイプを用意する方法はニ択です。既成品のドライパイプを買うか、パイプを成形するか。せっかくだから後者にしましょう。後者にも二択あって、特定の成形方法を用いて綺麗なパイプを作るやり方と、ウェットで芯材を補強するやり方。前者のようにパイプをフルカーボンにするには正式な器具が必要で、それこそRTMだとかTRMだとか、最低でも真空引きくらいは出来無いとアウトです。ぶっちゃけ真空引きだけだと難しいかなと思うレベル。TRMっぽい製法が取れればどうにかいけるでしょう。RTMは家じゃ無理。(RTMとTRMの詳細についてはググれば出てきます) ドライで作る方法もありますが、まぁ家では無理でしょう。大学の部活でドライやっちゃうところもありますが、あれは金が出てますし、個人じゃまず無理ですね。TRMが限界。
じゃあTRM?って思うけど、これも大変ですからねぇ。設備だけでもそこそこお金がかかります。作るにしても膨張剤で金を取られます。
ということで、芯材を使います。ここが面白いところですね。芯材を選べますから。今回は塩ビ管と無垢材木を使います。安さ重視です(笑)

まとめましょう。

トップは無機材木を芯材に使ったウェットカーボンパイプで、後成形外ラグ方式で接合
ダウンは塩ビ管を芯材に使ったウェットカーボンパイプで、フレームの内ラグを活用して接合

という感じでいこうかと思います。
トップは圧縮応力優勢と見て木材を使っています。曲げや剪断もありますが、曲げについてはパイプ部のオーバーレイで対応、剪断は基本的にラグ周辺だと思うので、後成形外ラグで注意しながら、という感じで。捻れも同様かな。
ダウンは引張優勢だと思うんですが、内ラグを利用するので中空でなければいけません。更に金銭的な問題もあります。したがって塩ビ管。ダウン一本分なら200円くらい。ちなみに大抵の接着剤や積層材は塩ビと相性悪いです。スッポ抜けないように頑張らなきゃ。

とりあえずダウンを仮組するとこんな感じ。
Img_2369

ちょっと面白そうでしょう?(笑)

しかしまぁ世の中にはフルカーボンモノコックで自転車作っちゃうようなDIYerがたくさん居るので、面白そうなんて言ってられません。
私が発揮できるオリジナリティは塩ビや無垢材木を使うところでしょうか。そのくらいです。世の中は既に「家でカーボンフレームを作る時代」になってます。(言い過ぎ?笑)

私もこの波に乗り遅れないようにしなきゃ。(つってももう何年前の波だよってレベルですがw)

次回へ続く。

続きへ

« TREK Y-Foil 補修 part6 | トップページ | 変なホイールみーつけた »

10.自作カーボン」カテゴリの記事

コメント

おっ、エンヴィーフレームですな(笑)
水道水入れてハイドレーションしますか?

このフレーム 久留米の岩井サイクルの奴だね
少し見えている ヘッドマークで気付きました
ここが自社フレームを供給し始めたのが 約40年前

兄貴がイワイサイクル、弟がジロのビルダーですね

きょんぺいさん

ENBIフレームです(笑)日本語表記だとエンビィ?(笑)
水流すネタは一瞬だけ考えましたw

Kinoさん

そです。IWAIです。現代の感覚だと岩井と言えば岩井商会って感じがしますねw(別ですよね?)

ジロと兄弟関係でしたか!
ジロはNJS認定だった記憶がありますが、イワイはどなんでしょ。イワイはイワイでもガンウェルの方はNJS取ってたはずですが(笑)
競輪方面はまだまだ不勉強です。プロトンがラグレスで幅きかせてることだけは勉強しましたw

久留米のイワイスポーツサイクル 店主、岩井公一 のお父さんは元競輪選手で
アマチュア時代に国体でも優勝している岩井一之氏 そのフレームを作ったのがお爺さん なんて自転車一家です
弟、岩井正二郎 はメカニコ・ジロのブランドでフレームビルダー こちらはNJS登録がされ競輪選手も競走で使っています

これも今、気が付きましたが このフレームのヘッドマーク デザイン当初はイワイサイクルのフレームに使っていましたが 今はジロで使っているよね・・

Kinoさん

おお~見事なまでの自転車一家ですね(笑)
しかしIWAIのヘッドマークをGIROで使うとは・・w 仲の良さそうな兄弟さんですねぇ

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1165156/44922531

この記事へのトラックバック一覧です: NouveauKaste 実験車1号機 part1:

« TREK Y-Foil 補修 part6 | トップページ | 変なホイールみーつけた »