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2012年3月 6日 (火)

MADFIBER マッドファイバー カーボンコンプレッションホイール

これは、良いものだ。

さて、このホイールも随分と話題になりましたね。MADFIBER マッドファイバーの現物を見てきました。

オーナーはこの方。
6891987691_251a003de0_b
スラさんという方です。
これもまたTwitter繋がり。何度も何度も言っちゃうけど、Twitterって本当に面白いです。

このホイール、もう皆さんご存知でしょうが、1100gアンダーのコンプレッションになります。リムハイトはF:60mmとR:66mmとかなり高め。スポークもF:12でR:18という凄いもの。テンションの金属スポークじゃ絶対無理な構成です。

リム重量は一部で300アンダーなどと言われていますが、さすがにそんなに軽くは無いと思います。かと言って400近いわけも無いのかも。
と、言うのも・・・
Img_2141 Img_2143 Img_2147 Img_2145

こういう構造なわけで。テンションリムじゃ絶対に有り得ない構造です。
通常ここで重さを使うんですよね。WOがTUに勝てないように、テンションはコンプレッションに勝てません
ニップル保持面に今までごっそりと3mmほどの積層をしていたのに、それが無くて良いんですから。
もちろん単に無くすだけじゃ駄目で、そこにコンプレッションの工夫があるべきです。この形状はそういった意味でマッドファイバーが出した答えなんでしょう。

全体で公表重量1085g、実測も1100gアンダーに収まるという話ですから、まぁハブがFR230~280g程度、スポークが前後150~200gとすれば、リムは310~360g(アンダー)程度かなと。ハブやスポークはもっと軽い可能性だってありますからね。
まぁそれにしても60mmと66mmでこの数値は凄いです。テンションじゃ絶対無理。

ちなみに、ハブがもっと軽いかも、と思ったのはこの写真でわかるかな。
Img_2142 Img_2151

いくらクロモリアクスルとは言え、こんだけふんだんにカーボン使われちゃうとなぁ。フリーだってホワイトインダストリーのチタンじゃないんでしょうか?

バラしたところを見ると、
511413332 511412461
これはホワイトインダストリーっぽいですね。3爪の板バネ式です。(ホワイトインダストリーのHPにフリーの画像はあります)

ちゅーことは、ハブはかなり軽いんじゃないかと。そんなことを思った次第。そしてスポークもこれは軽いでしょう。だとすると、まぁ軽くて300前半じゃないの?とか思っちゃいます。でも結局わかりません。コンプレッションの欠点の一つに、バラしてリム重量を測れないというのがあるんですよね(笑)

しかし面白い組み方です。リアは18本ですが、これは2to1です。2to1の角度を更に稼いだ形ですね。やっぱ2to1は良いと思うんですよねぇ。
このホイールを作ったのは元ホイールスミスの人らしいですし、こういうところはしっかりやってるはずです。

そして風洞もしてるらしいので、この寄り方にも納得がいきます。そりゃそうだよねと。
ロルフ理論やらG3理論なんかにも使われ、更に最近のCORIMAも使っている構造です。すなわち、スポークを出来るだけ一箇所に集める。

Twitter仲間の流体屋に「早く実験してくれ」と毎回言ってるんですが、機材的な面と時間的な面で渋られてしまいます。(スパコン使って数日かかるらしい)
でもカンパがG3使ってるあたりは信用して良いです。詳しく言うとまた怒られそうなんで言いませんが、とにかく信用して良いです。あの組み方は空力が良いんです。

なので、このマッドファイバーも凄く納得がいくんですよね。さらに寄せながらもトルクをしっかりと伝える(むしろ等間隔より効率は上なはず)ような構造・・・これは本当に上手いなと思います。やっぱりホイール屋さんはこういうものを作ってきますよね。


さて、うんちくはこのくらいで、実際に乗ってみましょう。
私は就活帰りでスーツ姿だったので、本格的には乗れてません。雨もパラついてましたし、革靴が滑る滑る・・・怖くてダンシングは数回しかしてません。

でもやっぱりコンプレッションですわ。「あー・・テンションだとここまでするの大変だぞ・・・」と思わせてくれる走り。
60mmと66mmのリムも、前述の通りテンションのような重さは無いわけで、踏み出しだって優秀なもんです。かるーくスピードに乗りますね。
軽くダンシングすればすぐにコンプレッションの意味がわかりますし。本当にあそこの領域に持っていくのはテンションだと大変で大変で。

でもそういった意味では面白い発見でもありました。すなわち、テンションの上位部分とコンプレッションの部分はちょっと被ってるのかも。頑張れば、本当に頑張れば、テンションでもコンプレッションに掠るくらいは出来るってことだと思います。

でもやっぱりね、構造的な問題というのは大きいもので、CLとWOと同じ問題が出てきます。ただし製品というのは常に需要が一番大事なもの。本来埋まるはずの無いCLとWOの差が、(特に近年は)実際にはかなり小さくなっているように思います。
じゃあテンションとコンプレッションもそういう風になるのか?・・・これはならないと思います。需要の問題です。CLに関しては需要が本当に大きすぎて・・・需要は技術をここまで育てるんだなぁというのが正直な感想。市販品でコンプレッションの域に入るテンションはこれからもまず無いと思います。


ちなみに。
ホイールの良さもよくわかったんですが、これ、、フレームが良すぎません?(笑)
BMCはフルアルミを一回乗りましたが、その延長線上に乗るようなフレームでした。良い作り方です。これでも半分はアルミなんですから驚き。っていうか作り方が綺麗すぎて外見からじゃアルミだと思えないですよね。

フルカーボンのBMCは乗ったことがありませんが、まぁ似たような味付けにしてくるんでしょう。これはファンが居るはずだ。シート結合の造形に惚れて買う人も居るみたいですが、性能を見て買ってる人も多いんじゃないかな?
そう思わせてくれるフレームでした。

いやぁ、面白い体験でした。
今度はちゃんとした服装でちゃんとした距離を乗ってみたいな。良いバイクと良いホイールでした。
ではまた。

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04.ホイール考」カテゴリの記事

コメント

こういうモノがあるってだけで、なんだか嬉しくなりますな。
画像保存して、ほへーっと眺めております。

すごいホイールですよね・・・。ユーザーさんはプロの方?

あと、BMCのフレームがたいへん良いと評価されていますが、具体的にはどういう点を評価されているのですか?BMCはたしかにちょっとユニークなフレームが特徴ですが・・・。

あきらさん

ですよねぇ。こういうものはやっぱり世の中に必要です(笑)
ぶっ飛んだものは見てて楽しいですね。

TKさん

プロじゃありませんよ~ 一般ユーザーです。
これ系の一般ユーザーが集まるのがTwitter。

BMCのアルミ、しっかり剛性があってアルミの良いところは持っていながら、無駄な振動(全体としてよりもBB周辺)が皆無でしっとりしなやかです。ここらへん言葉選びが難しいんですが、剛性はしっかりあるんですよ。ただ粗悪な感じじゃないというか。高級アルミの踏み味です。FGみたいな感じ。変な加工をしてないAirPlaneも然り(これよりちょっとばかししなやかな感じはあります)。そういう感じです。うーん、言葉で表すのは難しいです。

>プロじゃありませんよ~ 一般ユーザーです。これ系の一般ユーザーが集まるのがTwitter。

!!!!

>うーん、言葉で表すのは難しいです。

ハイドロフォーミングとFEM解析の恩恵でアルミフレームは性能アップが進んでいるのかもしれませんね・・・。中空押し出し、曲げ、熱処理に加え、断面形状を変化させる技術(リンク下記)も加わればカーボンに匹敵するものができるのかも・・・など想像すると楽しいですね。

(サーボプレスもひと昔に比べると珍しくなくなった。ただし、ロードバイクのマーケット規模でこれを導入し、製造コストをペイできるかは大いに疑問。金型も相当高くなる)

http://www.jrcm.or.jp/works_reports/19F8.pdf

続き。カーボン成型用の金型とは、モノが全く違う。高額なうえに寿命も短い。結局、コストを考えたら断面形状が複雑に変化するアルミフレームは非現実だろう・・・。いやいや、そんなこたあない、○ジアのモノづくりの現場をなめちゃあいけません、というご意見があれば、ぜひお聞きしたい!

すいません、「続き」のコメントを、先のコメントと続けて読むと、アルミ成型を知ってる方には?と思われるかもしれませんので、念のため訂正させてください。

誤)中空押し出し、曲げ、熱処理に加え・・・
正)押し出し、曲げ、熱処理に加え・・・

TKさん

カーボンに匹敵するアルミ、これは普通に作れると思ってます。ただすぐヘタるだけで。
一言にカーボンと言っても色々ありますし、最新鋭の(とは言っても他業界では使い古された手法の)カーボンに勝つのは色々と難しいでしょうが、一,ニ世代前のカーボンならアルミでも、と思っています。ヘタり度外視なら。

カーボンの重量に匹敵するアルミを期待しているわけではないんです。

重量はカーボンよりちょっと重くても、高い空力形状、乗り心地も悪くない、なによりカーボンの10分の1の製造原価(ここが大事)、そんな次世代アルミフレームができたらな~、と夢想しているのです(笑)。

人口増大中の新興国に自転車を広められたら、バイクを楽しむ層が爆発的に厚くなり、結果としてより良いモノ、多様な選択肢が出てくるでしょう。その国独自のバイク文化も花開くかもしれません。それらはすべて結果として世界中のバイク乗りがハッピーになることにつながります。

平均的な日本人の年収の10分の1以下という国はたくさんあります。中国でさえもはや世界的に見て貧しい国ではありません。カーボンフレームもどんどん安くなっていますが、リサイクルに難があり、世界の自転車愛好家が増えるにつれ重大な問題になってきます。金属フレームはリサイクルという面ではカーボンよりはまだ良好です。

より軽く、より速くは金と名声が眩しいプロの世界。ほっといても進化してゆきます。それらに速さへの憧れを牽引してもらう一方、『少ない力でより遠くに、より速く行ける』というロードバイクの醍醐味が、貧しい国の人にも『ちょっと頑張れば、ぼく/わたしにも手が届く』ものになることを、最先端の設計と製造技術がアルミフレームで実現できるのではないかと、期待しているのです。

アルミは加わる負荷の大小に関係なく疲労破壊が累積しますが、フレームサイズおよび用途によってチューブの厚みを変えれるのなら、・・・いずれ疲労破壊するのは避けられなくとも、結構長い間、シャッキリした乗り味を楽しめるようになるのではないだろうか。問題は、どこまでコストを下げれるか・・・、ですが。

TKさん

あれ?そういうお話だったんですか?
それが目的ならまたちょっと別のことを考えないといけませんね。

単に性能だけの話かと思ってましたが、それだったら可能だと私は思ってます。

今回のコメントのようなお話だとただのマーケティングや生産技術部門の話になりますね。チューブの厚みはテーパーバテッドでも無い限り、数段のバテッド加工なら引き抜き方でどうにかなるんじゃないかなぁ、とか思ってます。パイプ単体にはそんなに金かかりませんし、製法に金掛かってもある程度コストは抑えられると私は思ってます。

カステさんのご意見、非常に興味があります。
バデッド加工+予想生産数量+製造原価償却日数など常識的なことは当然として、
かりにアメリカ、ヨーロッパ、日本などの高人件費国によるブランディングオペレーションで販売するとなると
いくらくらいの製造原価はいくらを想定されていますか?
たとえばジャイアントやトレックのエントリーグレードと比較するなるとどれぐらいの価格差になるのでしょう?パイプ単体なら安いだろう、というのはなぜそう思われるのですか?
諸経費からパイプ一本あたりの価格を計算すると、カーボンの価格に近づくのはけっこう難しいと
思うのですが・・・、どういうふうにお考えですか?

TKさん

製造原価ですか・・・あんまり興味無いんでそもそも比較対象になる現行フレームの製造原価を知りません。また、残念ながら私はそこまでコアな人間じゃないので情報自体が入ってきません。なのですべて込み込みの製造原価の予想は不可能です。

パイプ単体と言ったのは小売レベルのお話です。基本的に私が知ってるのは小売~卸くらいです。そっから先は情報がなかなか入ってきません(=そこにコネクションがありません)。
アルミの場合、7075のT6処理されたダブルバテッドで650mm長のトップ用パイプが20~25ドルくらいの小売です。国内は知りません。
クロモリだと同じくダブルバテッドの600mmくらいで15~20ドルくらいです。クロモリについては国内にコネクションがありまして、聞いたところによるとトップで小売2000円くらいだとか。もちろんグレードで上下します。

ではカーボンパイプはと言うと、国内小売で3K4プライ53パイで600mm長だと国内小売で7000円くらいです。グレードは不明。たぶん引張350kg/弾性24tクラスだとは思いますが。
もちろん自分で作る場合も仮定しますと、同じく3K4プライの50パイ程度で600mmのドライを作るなら0.4m^2くらいのクロスがあれば良いので、1m^2で6000円(小売)くらいのプリプレグで2400円くらいでしょうか。これプラス設備費や冶具ですね。
ウェットでも似たようなもんです。材料費だけなら3000円(小売)以下くらいで作れるでしょう。もちろんグレードによって上下しますし、設備費も考えだすと定まりません(小さめの金型一個で2000万くらいらしいですが、これで一体何個の製品が作れるのか私は知りませんので)。

しかしまぁマージンがすべて一定なら、もしかしたらそこまで価格差は無いのかな?と考えてまして。
もちろん作り方はすべてにおいて違いますから、そこで発生する料金差もあるでしょうけど、私はそこに対する知識がないのでパイプの小売で把握してました。

で、もし、パイプ小売だけじゃなくて、全体を通しての値段を議論したいのならば私では役不足ですね、申し訳ない。
TKさんはそこらへんお詳しいようですが、フレームって一ついくらくらいなもんなんでしょうか?

クロモリの製造原価ならわかるんですけどね。一応コネクションがありますから。しかしアルミやカーボンについてはちょっと私も・・・
もし差し支えないならどのくらいなのかお教えくださると嬉しいです。まぁ、完全に企業秘密レベルなのでめちゃくちゃ差し支えがありそうですが(笑) もし無ければ、、よろしくです(笑)

もちろん!私もいつも自転車で旅行に行きます。すごいと思います。
私の自転車中国から買ったカーボン自転車です。超軽量な材料ですよ。
私の自転車はこの商社から買ったんです。そして、私の友たちもこの会社からカーボン自転車を舞いました。
http://www.yoeleojapan.com/rims/road.html
良質の60mmチューブラーのカーボンホイール自転車23mm幅前輪後輪
http://japanese.alibaba.com/p-detail/%E8%89%AF%E8%B3%AA%E3%81%AE60mm%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%83%AB%E8%87%AA%E8%BB%A2%E8%BB%8A23mm%E5%B9%85%E5%89%8D%E8%BC%AA%E5%BE%8C%E8%BC%AA-1300000100057.html


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