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2011年11月 5日 (土)

VIGOREとりあえず乗ってみた (VIGORE レストア part5)

色んな意味ですごく面白いフレーム。

前回とりあえず乗れる状態になったVIGORE、せっかくだから軽くインプレしてみましょう。

その前に・・・
ブレーキは危険を感じましたのでテクトロに換装しました。(それ解決してんのか!?というツッコミは無しで)

やっぱりブレーキだけはワガママ言えないですね。シマノ600、STIで引けばまだマシなんでしょうが、グランコンペのこのブラケットではノーブレーキ並みに危なかったです。

あと、GP4+74のホイールで乗っていましたが、kinomicの方がこのフレーム特性に合うのでホイールも換装。(GP4+74は通勤バイクへ)

結局こんな感じになりました。

Before↓
Img_1317

After↓
Img_1418

うん、そこそこ格好良くなってくれたかなと思います。

とは言っても自転車は走ってナンボ、ってことで軽くインプレを。

70~80年代のフレームですから、凄く心配だったんですけど、ぜーんぜんもう・・・バリバリ走りますがな。
厚めのパイプやなぁとは思っていたんですけど、このフレームサイズも相まって硬い硬い。

でもBBを揺らすような、なんて言うんでしょう、リズムを取るって言うんですかね、そういう走りも出来ますね。まぁ私程度の人間の言うことですから信憑性皆無ですが、カーボンとは違う走らせ方をする必要がある気がします。

何故かわかりませんが、私は鉄に関しては剛性が低い方が進むような気がするんです。カーボンは逆に剛性上げれば上げるほど進むような気がします。これは乗った時の感想です。なんでこうなるんでしょうね、よくわかりません。

このVIGOREに関しても、高剛性ゆえに(カーボンのようにガチャ踏みしても)あまり進まないような感触があります。リズムを取りながら走るとやっとグングン来る。やっぱり剛性低い方が楽だなぁ、なんて思っちゃいます。

軽いインプレはそんな感じです。

そんでですね、このフレーム面白いところがあるのでちょっと考察してみましょうか。
ジオメトリがわかりやすいこの角度からの写真を参考にしましょう。
Img_1419

見て気づく方が多いと思うんですけど、BBがすっごく上にあります。BB下がりがなんと60mmを切ってる(実測)んですよ。
こんなフレーム見たことない。(安定性無いのかなと思いましたが、そんなことは全然ありませんでした。)
このBB下がりは何を目論んでいるのでしょうか。機動力重視?何を目的にしたフレームなんでしょうね。

そして、BB下がりは小さいのにチェーンステイは長いんです。これはホイールベース確保という意味があるのかもしれません。むしろチェーンステイの長さを補うためにBBを上げた?とも考えられます。

キャスターオフセットは大きいです。これは小さいサイズの常套手段とも言えますが、基本的には時代性の問題でしょう。この時代はそういう風潮でした。今は極端な例を言えばサーベロみたいなのがありますからね。

チェーンステイとキャスターオフセットでホイールベースを稼いだんでしょう。
ここには一つの思想が見えます。ホイールベースは安定性を狙うという目的で長く取ることもありますが、速度低下を嫌って長く取る場合もあるそうです。

むしろ昔はそういう考え方だったのかなぁと。今は「ちょっと乗ってわかる良さ」で商売をしているような感じがします。人口も増えてるでしょうし、そちらの方が売れるのは事実。昔は今で言うとGDRみたいなフレームがたくさんあったんじゃないでしょうか。

踏んだ時の進み具合も大事だけど、脚を止めた時の進み具合も考えてる、みたいな。いや、今のだって考えてると思うんですが、度合いが違うのかもしれないなぁ、なんて。
ま、私の妄想ですわ。
(余談ですが、自転車界に名を残す名機・C40も似たような感触があるんだとか。速度が落ちないんですってね。今そんなインプレを聞くフレームがなかなか無いですね)


それはいいとして、ホイールベースを長く取るという思想があったとしましょう。では何故BBをこんなに上げたのか?ここが気になります。
BBを上げる目的は基本的に反応性です。逆に下げる目的は安定性です。(※逆の思想を持つビルダーさんも居ます)
また、個人的な見解ですが、BBの位置は最適速度域があるように思います。すなわち、BBが下がるほど最適速度が上がる。

そう考えた時、このフレームは何を考えたのか。前述の通り、ホイールベース延長のために犠牲になったチェーンステイを短くするために上げたということも考えられますが、それで60mmを切ったりするでしょうか。

もしかして、極めて低速での反応性を期待したのではないか?なんて思っちゃいます。極めて低速というのは30km/h弱くらいのことです。BBが下がったフレームは40km/hくらいにならないと使えないものもありますし。

実際のところはわかりませんが、もし反応性を期待したのなら、一体こいつは何用のフレームなんだ!?という疑問も。
なんだか難しいフレームです。しかし面白い。楽しいものを手に入れました。

予想以上に走ってくれるフレームですから、FDもしっかり組んでシクロにちょっと振ったような自転車を作ってもいいかなと思っています。もうシーズンですしね。
しかも京都には「京都一周トレイル」というものがあります。ロードで行ったら撃沈しましたので、シクロで攻めてみたいな、という思いも。

うーん、楽しいですね。こういうの。

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05.ロード考」カテゴリの記事

コメント

バックが長く ハンガーが浅いフレーム
私の学生時代の先輩に その様なフレームを作っていた方が居ました
形はこのフレームにそっくりですよ

その頃我々は バックを伸ばし 俊敏性が無くなるのを補うため
ハンガーを上げたんだろうな と良く話したものです
ただ この形のフレームは 背が小さい選手ならではで
タッパの有る選手には無縁の形でしょうね

その先輩も当然 全日本クラスの選手で スプリンターでは無く
ねちこく走るタイプのローディで 後に競輪選手になっています

>>「このVIGOREに関しても、高剛性ゆえに(カーボンのようにガチャ踏みしても)あまり進まないような感触があります。リズムを取りながら走るとやっとグングン来る。やっぱり剛性低い方が楽だなぁ、なんて思っちゃいます。」

剛性に関しては僕はわからないし、カーボンフレームを駆ったことがないのでなんとも言えませんが、
NISHIKIのクロモリフレームに乗っていたとき、確かにBB周りのしなりと合わせて踏み込むというか、足を回すとグングンと来る感じは同感です。

CAAD9は少し違いますが、GALILEOのアルミ+カーボンバックだと踏めば踏むほど反応する感じでしたので、やはりクロモリとはだいぶ感触が変わっていて、NISHIKIクロモリの独特の伸びは気持ちよかったです。これがクロモリの魅力なのかな、って。
素人意見なので客観的・正確なインプレッションではありませんが。(あれ?話ズレてる?日本語へたくそでスイマセン。)

kinoさん

>バックを伸ばし 俊敏性が無くなるのを補うため ハンガーを上げたんだろうな
あれまぁ、やっぱりそういう思想ってことで止まるんですかね。
ハンガー60を切ってるんだから、更にもっと変なこと考えてたのかなぁ、とニヤニヤしていたんですが(笑)

確かにこんだけバックが長いと、ハンガーも60切るくらいじゃないと走らないんですかね。
とするとこれはレース車両・・・?なんでしょうか。ツーリング車なのかなぁとも思ったんですよ。ツーリング車というか、なんて言うんでしょう、スポルティーフ?とかいう形式のものかなぁと。ダボ穴は無いので、そういうフレームなのかなぁとも思った次第です。

しかしこれは作った人に聞くのが一番ですね。ビゴーレは近いですし、聞きに行こうと思っています。

みこちん

なんかクロモリは違うよね。ただ、良いクロモリって言うのかな、そういうフレームじゃないとそういう現象は無いような気がするの。
実験車として、そして通勤車として使ってるbasso viperだけど、すっごく普通のフレームなの。たまに鉄ってことを忘れるくらい。レイノルズ520をtigでくっつけたフレームなんだけどね、いわゆる低級車両。そういうのはダメ(=感じられない)なのかもねぇ。

コルナゴのMXLにしろ、makinoのELにしろ、やっぱり良い鉄は変な感触がするよ。TADAさんの鉄も変な感触(良い意味で)がしたし。
みこちんの言う通り、こういうのが鉄の魅力なのかもねぇ。

このフレームが 70年代と書かれていたので
その当時の実話として コメントさせて頂きました

その頃って 今ほど皆が 自転車を科学的に考え
検証している時代では有りませんでした 全てが
自分の経験や感性・・・ ただそれも馬鹿に出来ず
私の様にしつこく自転車に係わっていると こんな
科学的な時代にも遭遇できる そしてあの時の
感覚って間違っていなかったんや なんて事も度々経験します

このフレームが本当に 書かれている時代のものなら
あまり難しい事を考えずに 作っているんじゃないかな?

トレイル? こんな言葉をいい始めたのは最近だからね はは

kinoさん

あぁ、そうか(笑) 時代的な背景も考えないといけないですね。
凄く個人的な考えですけど、最新鋭のカーボンを除いて、フレームって今でも経験則な気がします。カーボンだって剛性設計はやっていても、ジオメトリが人間と、そして走りと、定量的にどう関係するかというところまで計算していないように思います。「経験則でここはこんな剛性にした方がいいから、計算してこう作る」みたいな感じですね。
この個人的な考えが間違っていたとしても、昔と今とでキャスターくらいしか違いが無いのは、やっぱり経験則は大事だということだと思います。

このフレームのこのジオメトリも、経験則的に的確に作られているなら、最新のものに見劣りしないかもしれませんね。少なくともこのフレームは、乗ってみると70年代物なんてこと忘れちゃうようなモノでした。

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